英語の”きれいな発音”ってなんでしょう?
英語の発音について、
私なりの考えがありまして。
良く「きれいな発音」というのを聞きますが、
英語って様々な国・地域で話されているので、
それぞれ「訛り」があります。
私たちが「きれいな発音!」「ネイティブみたいな発音!」
と思っているのは
いわゆる
「アメリカ訛りの発音」
という事になると思います。
もちろん、
「アメリカ人みたいな発音」を習得できれば、
アメリカ英語はハリウッド映画とか色々な影響で広く知られているので、
どこに行っても分かってもらえると思います。
そんな英語が話せたらカッコいいですしね✨
でも、
「言葉」というのは喋る人のアイデンティティーだと思うのです。
その人がどこで生まれ、育ったのか。
日本語の方言もそうですよね。
標準語で喋れば皆に通じますが方言を聞くと
「あ、○○出身なんだね~」という様に。
なので、
無理に「アメリカ人みたいな発音」を目指さなくても、
「日本語訛りの発音」で良いんじゃないかと私は思います。
だって日本で生まれて育ったっていうバックグラウンドがありますから。
ただし!
あまりにもカタカナ発音だとどこへ行っても全く通じません😱
発音にこだわらなくて良いって言っておいて矛盾するようですが、
最低限アメリカ英語っぽく近づける事は必要です。
その上での「日本語訛り」です。
んー、
上手く言葉にできないのですが何が言いたいのかというと、
「完璧な発音」を目指さなくても良いんじゃないかな、
という事です。
最低限通じる発音ができれば、
あとは行った国の「訛り」に染まればいいのです!
英語が母国語の人でも日本で長く暮らしていると「日本語訛り」になるそうです。
日本だと「日本語訛り」が通じやすいからでしょうね。
昔カナダ出身の先生に英語を習っていて、
当時は発音について何も思いませんでしたが、
先生が母国に帰国し十数年ぶりに再会した際、
強い「中国語訛り」になっていて驚いた事があります。
「郷に入れば郷に従え」という事でしょうか。
言語って深いですねぇ。
長々と色々書きましたが、
抑揚の無い平坦なカタカナ英語は通じないので、
レッスンでは直しています。
「最低限通じる発音」にする方法は色々情報があると思いますが、
耳の良い年齢の子供であればとにかく「英語をたくさん聞く」。
言語の習得に関して子供にはとても敵いません。
聞いたまま真似するのが本当に上手。
大きい子、大人は「理屈で発音を覚える」のが良いと思います。
1音1音確認しながら発音してスムーズに言えるように練習あるのみです。
あと一番大事なのが
恥ずかしがらないで話すこと
でしょうか。
結構これがハードル高かったりしますね😅